Orchestre national de l’ORTF, Jean Martinon – Saint-Saëns: Symphony No. 3 etc (1971-1975/2021) SACD ISO

Orchestre national de l’ORTF, Jean Martinon – Saint-Saëns: Symphony No. 3 etc (1971-1975/2021)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:18:48 minutes | 3,18 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-185

マルティノン2度目のステレオ録音となる1975年収録の最晩年の名盤「オルガン付」と、再評価が進むF.シュミットの大作「サロメの悲劇」他を収録。
豪華絢爛な傑作を最新で高音質化。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化し最新復刻。
「オルガン付」以外は世界初SACD化。新規解説付

1976年に亡くなったマルティノンが前年にサン=サーンスの交響曲全集を録音した際の旧EMIの重要な音源から、最も有名な「オルガン付」を最新で復刻。前回1970年収録のERATO盤より自然な流れで尚且つ録音的にもオーディオ寄りに進歩した、この曲を代表する名盤です。更にマルティノンが残した最高傑作盤のひとつである「サロメの悲劇」からとオネゲル2曲を収録。現況での最高音質を目指し、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。「オルガン付」以外は世界初SACD化。
ジャン・マルティノン(1910-76)はちょうど2020年が生誕110年でした。2020年末にドビュッシーと並ぶ名盤、ラヴェルの管弦楽曲全集(TDSA179)をリリースし、その蘇った良質な音質に感動を新たにしたところです。今回の復刻では前述の盤に並ぶ名盤として名高い、サン=サーンスの「オルガン付」と、同時発売として「幻想交響曲」を基にしたアルバム(TDSA186)の計2点をセレクトしました。オリジナルの発売形態には拘らず、長時間収録できるCDのメリットを活かし、他の注目すべき音源も収録しています。サン=サーンスはERATO盤の約5年後の録音で、元々は交響曲全集の一環として収録されました。オーケストラの名称はフランス国立管弦楽団に変更後となっており、マルティノンが亡くなる約14ヵ月前の最晩年のものです。演奏は前回時よりスケールアップされていて、ようやくフランスの名門オケで音質的にも遜色ない録音が出現したことは当時高く評価されました。この曲の代表的な演奏のひとつです。その名盤に加え、今回は再評価が進んでいるフランスの作曲家、フローラン・シュミットの代表作である「サロメの悲劇」からを収録しました。この録音はマルティノンの真骨頂とも言える名演で、再評価にも繋がった録音史的にも重要な音源です。オーディオ的にも面白く、この音色と熱気ある演奏は高音質盤でとりわけ威力を発揮します。さらに、オネゲルの2曲も最後に収めていますので、豪華絢爛な響きとフランスのオケならではの艶やかさを堪能できます。(1/2)

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Orchestre national de l’ORTF, Jean Martinon – Berlioz: Symphonie fantastique (1973-1974/2021) SACD ISO

Orchestre national de l’ORTF, Jean Martinon – Berlioz: Symphonie fantastique (1973-1974/2021)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:09:50 minutes | 2,81 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-186

唯一の録音であるマルティノン渾身の「幻想」と、定評ある「寄港地」を収録した名曲・名盤を世界初SACD化!
本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから最新復刻。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化。新規解説付

マルティノンの記念碑的な名演である1973年録音の「幻想交響曲」が鮮やかに蘇りました。フランスの演奏家によるこの曲の多くの録音の中でも、独自の地位を獲得している名盤です。第2楽章にコルネットを採用し当時のオケの質感を存分に駆使した演奏で、カップリングの「寄港地」も含め、このコンビが残した重要な録音を最新で復刻しました。鮮やかな色彩美は見事です。新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。世界初SACD化。
ジャン・マルティノン(1910-76)はちょうど2020年が生誕110年でした。2020年末にドビュッシーと並ぶ名盤、ラヴェルの管弦楽曲全集(TDSA179)をリリースし、その蘇った良質な音質に感動を新たにしたところです。今回の復刻では前述の盤に並ぶ名盤として名高い「幻想交響曲」他と、同時発売としてサン=サーンスの「オルガン付」を基にしたアルバム(TDSA185)の計2点をセレクトしました。オリジナルの発売形態には拘らず、長時間収録できるCDのメリットを活かし、他の注目すべき音源も収録しています。
「幻想交響曲」は意外にもマルティノン唯一の録音です。過去、多くの名盤がリリースされてきた曲であり、フランスの指揮者にももちろん多くの録音があります。その中でもこのマルティノンによる録音は真摯に曲と対峙した、ある意味正統的な演奏ではないでしょうか。そこにはミュンシュにある熱気や、オケの機能を最大限クローズアップさせたダイナミックさはありませんが、各奏者の特色や当時のフランス国立放送管弦楽団の質感を上手く捉えた上での的確なコントロールが聴き取れます。第2楽章にはコルネット・パートを復元させており、全体を通して良く流れるテンポ感の良さも魅力でしょう。今回、カップリングとしてイベールの「寄港地」を組み合わせました。毛色が違う曲ではありますが、作曲家による色味の違い、オーケストレーションの面白さを感じていただければと思います。演奏は雰囲気があり、気品に満ちた素晴らしいものです。今回の復刻に含まれる曲の中でも、ミュンシュやクリュイタンスに代表される’60年代までのいくつかの名曲がマルティノン時代になってどう描かれているのか、その変化と変遷にも注目ください。(1/2)

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