Royal Philharmonic Orchestra, Thomas Beecham – Grieg: Peer Gynt, Orchestral Works (1955-1959/2021) SACD ISO

Royal Philharmonic Orchestra, Thomas Beecham – Grieg: Peer Gynt, Orchestral Works (1955-1959/2021)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:16:02 minutes | 3,06 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-206

ビーチャム没後60年企画。永く聴き継がれてきた名盤を最良の状態で復刻!生き生きとした躍動感溢れる演奏&優秀録音!最上の音質を目指し新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化し最新復刻。新規解説付

サー・トーマス・ビーチャム(1879-1961)没後60年企画。1956年の収録ながらも永らく聴き継がれてきたビーチャムを代表する演奏のひとつである「ペール・ギュント」が過去最高音質で蘇りました!独自にセレクトした抜粋版による演奏で、ビーチャムらしい生き生きとした躍動感と抒情性に溢れた名演です。カップリングの最後の2曲は1955年の旧EMIによるステレオ初期録音ながらも瑞々しい音質には驚くばかりです。本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。

最新のDefinition Seriesは2021年に没後60年を迎えた、未だ英国を代表する指揮者のひとりと言っても過言ではないサー・トーマス・ビーチャム(1979.4.29-1961.3.8)の名作を取り上げます。旧EMIレーベルへの収録である1955年から59年にかけてのステレオ初期録音ですが、ほぼ60年以上前の録音でありながら、その鮮明さと音楽の瑞々しさに驚くほどで、DECCAのステレオ初期とは異なる、既に当時世界最高峰のひとつであったEMIの録音技術の素晴らしさに感嘆する出来映えです。これまでCD化されている音源とも差があり、今回の192kHz/24bitでの新規デジタル化の効果とマスターテープの状態が良かったことや復刻技術の進歩が大きいとはいえ、耳を奪われるくらいの解像度・鮮度に驚嘆ください。
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ビーチャムに対しての日本のリスナーの印象は賛否両論があるかと思います。私財を投じてオーケストラを設立し、自身が思うままに指揮を行ったという印象が強いためか、独墺系の指揮者とは異なる評価を得ている場合も散見されます。背景が異なることによる指揮上の差異が音楽的内容のどこまで言及されるべきかわかりませんが、ひとつ言えるのは、ビーチャムの指揮の中には”音楽が生き生きと存在している”ことを今回の復刻音源を聴いて強く感じられるでしょう。音質の鮮明さがより一層ビーチャムの楽曲に対する実直さと内実性を表出しており、”音楽とは何なのか”を我々に提示してくれます。これは今までの印象を一掃するほどであり、逆に復刻の難しさや奥深さを物語っていると言えるかも知れません。この「ペール・ギュント」はビーチャム独特の選曲にまず驚かされますが、唯一無二の世界観には圧倒されます。音楽的な効果や純粋にそれぞれの曲を楽しむという概念においては最高峰のアルバムでしょう。他3曲の管弦楽曲への思い入れもたっぷりで、真摯な演奏に心が奪われます。収録に対しての準備やリハーサルも入念に行われたと思われます。アルバム最後の2曲の録音は、1955年であるとはにわかに信じ難いほどのクオリティで、その後の録音の進化とは何だったのかと思えるほどです。ビーチャムや演奏者、録音に関わったスタッフの想いが現代にも伝わるほどの十分な情報量が当時のマスターテープに残されていたこと自体、驚異的なのではないでしょうか。

今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは総じて整ったバランスであり、経年変化も少ない状態でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には浅利公三氏による新規文章を掲載しました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第39弾は、計3タイトルを発売いたします。
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Tracklist:

Peer Gynt, Op. 23
01. 1. Wedding March (3:45)
02. 2. Ingrid’s Lament (4:28)
03. 3. In the Hall of the Mountain King (2:17)
04. 4. Morning (4:10)
05. 5. The Death of Ase (5:57)
06. 6. Arabian Dance (4:44)
07. 7. Solveig’s Son (5:21)
08. 8. Anitra’s Dance (4:04)
09. 9. Return of Peer Gynt – Storm Scene (3:05)
10. 10. Solveig’s Lullaby (3:50)

4 Symphonic Dances, Op. 64
11. II. Allegretto grazioso (5:04)

In Autumn, Op. 11
12. In Autumn, Op.11 (11:19)

Old Norwegian Romance with Variations, Op. 51
13. Old Norwegian Romance with Variations, Op. 51 (17:58)

Personnel:
Royal Philharmonic Orchestra
Thomas Beecham, conductor

Note:
(1)-(10) Recorded at the Abbey Road Studio No.1, London on 5,18,21,29.XI.1956 and 1.IV.1957
(11) Recorded at the Abbey Road Studio No.1, London on 23.XI.1959
(12-13) Recorded at the Abbey Road Studio No.1, London on 17-19,21.XI & 15.XII.1955

SACD ISO

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