Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Schubert: Symphonies 5, 8 & 9 [2 SACDs] (1960-1966/2020) SACD ISO

Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Schubert: Symphonies 5, 8 & 9 [2 SACDs] (1960-1966/2020)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:23:14 minutes | 5,76 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-164/5

得意な「未完成」を含むシューベルトの交響曲に加え、壮大なフランクを収録。
クレンペラーならではの世界を鮮やかに構築した名演。
シューベルトの5番は世界初SACD化。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitで新たにデジタル化し、最新復刻。新規解説付

「未完成」は生涯に9種の録音が存在するほどクレンペラーが何度も取り上げた作品で、この1963年の旧EMIへの録音は、自身のコンディションが良い時期ということもあり、緊張感と克明な動機の扱いが聴くものに迫る名演です。豊かな響きの「グレート」、今回世界初SACD化となる第5番と共に、レペートリーとして貴重な「フランクの交響曲」を収録しました。現況での最高音質を目指し、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
「未完成」はクレンペラーが生涯において数多く指揮をした作品であり、録音もライヴを含めると相当数存在します。特に1966年のバイエルン放送交響楽団や1968年のウィーン・フィルとのライヴは珠玉の名演としても知られており、いかにこの曲を好んでいたかがわかります。今回の旧EMI音源は1963年2月、77歳時の録音で、前述のライヴより特に第1楽章のテンポは早目ですが、細部にわたる作り込みや構成力が見事です。「グレート」も好んで演奏を行った曲目であり、珍しく抒情性を感じさせるのと同時に、曲想の対比の的確な扱いにも感嘆します。「第5番」での自然な音楽の流れを含め、クレンペラーのシューベルトはどれも絶品です。そして、このアルバムにはフランクの「交響曲」を収録しました。フランス音楽自体稀とはいえ、既にアメリカでの指揮時代には何度か取り上げている作品ということもあり、元々構成力のある作品が更に一層堅牢さを増した感があります。尚、録音自体はいずれも優秀で、重心が低く、各楽器の音色の再現性も確かです。
今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは総じて整ったバランスであり、経年変化も少ない状態でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には川瀬昇氏による新規文章を掲載しました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第33弾は、計3タイトルを発売いたします。

Tracklist:

Disc 1
Schubert – Symphony No.8 in B minor D.759 “Unfinished”
01. I. Allegro (13:37)
02. II. Andante con moto (11:29)
Schubert – Symphony No.9 in C major D.944 “Great”
03. I. Andante-Allegro ma non troppo (14:34)
04. II. Andante con moto (14:58)
05. III. Scherzo(Allegro vivace)-Trio (9:56)
06. IV.Allegro vivace (12:44)

Disc 2
Schubert – Symphony No.5 in B-flat major D.485
01. I. Allegro (5:36)
02. II. Andante con moto (9:49)
03. III. Menuetto( Allegro molto) (5:00)
04. IV. Allegro vivace (6:05)
Franck – Symphony in D minor
05. I. Lento-Allegro ma non troppo (17:49)
06. II. Allegretto (10:29)
07. III. Finale (Allegro non troppo) (11:08)

Personnel:
Philharmonia Orchestra (1-1)-(1-6), (2-1)-(2-4)
New Philharmonia Orchestra (2-5)-(2-7)
Otto Klemperer, conductor

Note:
(1-1)-(1-2) Recorded at Kingsway Hall, London on 4&6.II.1963
(1-3)-(1-6) Recorded at Kingsway Hall, London on 16-19.XI.1960
Producers: Walter Legge, Walter Jelinek (1-3)-(1-6)
Balance Engineer: Douglas Larter (1-1)-(1-2), Christopher Parker (1-3)-(1-6)
(2-1)-(2-4) Recorded at Kingsway Hall, London on 13,15&16.V.1963
(2-5)-(2-7) Recorded at the Studio No.1, Abbey Road, London on 10-12&14-15.II.1966
Producers: Walter Legge (2-1)-(2-4), Peter Andry (2-5)-(2-7)
Balance Engineer: Douglas Larter (2-1)-(2-4), Robert Gooch (2-5)-(2-7)

192kHz/24bit remastering from the original analogue master tapes

SACD ISO

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